戦う理由















私は、何のために戦っているのだろう?


奪うために戦うのか、
守るために戦うのか。

いや、違う。




私は、生きるために闘うのだ。


あの仔が、この世でたった一人の愛しい弟と一緒にいられるように。






本当は、一番大切なのはオーブでも世界でも平和でも己ですらない。
大切なのは、あの仔だけ。



弟と、私がともに歩むことの出来る世界。
そこでしか、私達は生きることが出来ないから。
だから、私は闘う。
あの仔と供に、生きるために。









その為ならばどんなことでも、私はしよう―。





















たたかう、りゆうは