きみはぼくのひかり。
















いつもの風景。


イザークが、ソファに座って読書するのも。

僕が、イザークの膝を枕にして転寝するのも。

いつもと同じ。


時々、ディアッカやシホが来て、お茶したり。

ラクスやAAの皆から通信が入って、おしゃべりしたり。

シン達から、煩い位のメールが届く。


そんな・・・・幸せな日常。

平和な日々。


時々、不安になるけど。

暗い感情に。

ふいに沸き起こる、この衝動に。

身を、任せてしまいたくなるけれど。

でも・・・・。








ほら、君が隣で意地悪そうに笑ってくれてるなら。

自身に満ちた、その冷たい海のような瞳で、僕を見つめていてくれるなら。

きっと僕は、どんな闇にも呑まれはしない―。
















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だからきみは、ぼくのひかりなのです。