きみが待つから、ぼくは帰れる。



















「キラー!」








クロトは、裏の庭園で子供達と遊んでいたキラに大声で声をかける。

キラは、目の前の小さな子供と一緒に、何だろうね?と首を傾げながら、尋ねる。






「どうしたの?クロト??」

「桃色歌姫がお茶にしよう・だってー。」






すると、返ってきたのはラクスからのお茶のお誘い。

これは、行かない訳にはいかないな・と。

まだ、遊び足りないであろう子供たちを宥めながら、キラはゆっくりと館へ帰る。

お茶を用意して、自分を待っているであろう最愛の人を思い浮かべて・・・・。










いつも、君が待っていてくれるから。






だから・・・・僕はココに帰れるんだ。

















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きみはぼくのかえるばしょ。